英語以外の言語も楽しむ(第二外国語、第三外国語~)

第二外国語

「多言語学習しよう!」みたいなたいそうなテーマで始めたこのブログなので始めにダラダラと英語以外の外国語をやり始めたきっかけを綴ってみることにします。

回想にお付き合いください

大学入学からの第二外国語選択必須

今では毎日あれやこれやと外国語に触れていますが、そもそも大学に入るまでは英語以外の言語は全く触れたことがなく、英語以外の語学の世界を知ろうとも思いませんでした。しかし、私が所属する大学(以下N大学とします)では一年生のいわゆる教養期間の時に第二外国語を必ず一つ選択し履修する必要があるので、自ずと英語とは違う世界に飛び込むきっかけとなりました。N大学では第二外国語としてドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、韓国語、中国語、ロシア語と幅広く選ぶことができます(そこそこの規模の総合大学故)。実際は自分の学科では選ぶというよりかは入学前に学生が希望順位をつけて大学側がそれをもとに各授業に振り分けるという感じでした。そのため、希望通りの第二外国語を履修できないことも多々あるようです(そこそこ人数も多い学科ですので・・・)。自分はというと、今ではロマンス諸語だとか、ゲルマン諸語だとか、格変化や人称変化などという知識を基に日本人にとってどの外国語が学びやすいのか、どの言語が英語との類似性を多く含むのかなどを判断できますが大学入学時点では「ドイツではドイツ語が話されているのか~」程度の知識しかなかったため、「とりあえずヨーロッパの言語でいこう」とわりとテキトーに判断しました。内訳としては1位:ドイツ語、2位:フランス語、3位:イタリア語、4位:スペイン語のような感じで希望を出したと記憶しています。

第二外国語の履修と…

上記のように大学側にリクエストしたのですが入学後告げられたのは、「あなたが履修する第二外国語はスペイン語です」ということでした。当初はどの外国語においてもほとんど知識がなかったので第四希望のスペイン語に対して正直テンションが下がってしまいました。ドイツ語かフランス語がよかったなあ~、と思ってました(ちなみに今ではスペイン語でよかったと満足しています)。そんなわけで希望通りにならなかったなあとつまらなく思っていたのですが、他の授業の履修登録をしているときに気づいてしまいました。

「第二外国語は必修だけど、第三外国語を履修するのは自由なのでは?!」と

「大学生になると第二外国語を履修しなければならない」という先入観がより自由な選択を隠していたわけです。結果として第一志望であったドイツ語を履修することができました。他の言語もあわよくば!と思っていましたが第二外国語に相当する講義は週三回でワンセットだったためスケジュール的に断念せざるをえませんでした。結局大学一年生の教養の期間はスペイン語とドイツ語を”大学の授業で”学ぶことができました。

未だかつて英語しか外国語をやったことがないような人間であった自分にとって客観的に見れば大学の授業で第二外国語(スペイン語)、さらには第三外国語(ドイツ語)まで学んでいればひとまず十分であったかもしれません。ところが全部やりたい主義という厄介な性格をもつ私は「いや、どうせなら履修できなかったフランス語とイタリア語もやりたい」と思ってしまいこれらは独学で始めることにしました。最終的に大学入学と同時に4つの新たな言語を学び始めることになりました。

第二外国語は苦行??

大学における第二外国語の印象は多くの人にとって概ね悪いもの、あるいは苦しいものであるらしく第三外国語まで履修しているというと大概驚かれました。多分頭がおかしいとさえ思われていたかもしれないです。第二外国語の授業は週に三回あり、出席等が評価において大事であることが多く、積極的に授業に参加していく意欲が求められるので確かに受動的に語学をしている場合苦しいものかもしれません。スペイン語もドイツ語も履修していると言えば「辛くない??」とよく返されました。しかし、自分の場合は全然そんなことはなくむしろ語学ライフを謳歌していました。

大学での語学の授業は疎まれることが多いかもしれませんが、よくよく考えると大学の語学の授業を積極的にとるべき理由がいくつか挙げられます。外国語は何よりも続けることが上達のカギだと思います。この点は毎週決まった時間に授業が行われるので継続して勉強するきっかけになります。課題やテストなんかもありますし… 

また大抵の第二外国語の授業は基礎の基礎から始まることが多いのでまさに入門に適しています。最もメリットであると感じることは、その言語のネイティブあるいはその道で長く教えてきたプロの先生からタダでいくらでも学ぶことができるということです。巷に語学教室はたくさんありますが基本的には時間制限があり月謝が必要であるはずです。限られた時間の中で(少し高めの?)お金を払って語学をするわけです。大学ではその授業を履修している生徒ならば担当の先生に質問する権利が普通ならありますから何でも気になったことは聞けます(先生に疎まれなければ)。自分の大学では第二外国語の授業は一年間続くのでプロから一年まるまる講義を受けられます。おいしいですね!大学生の特権かもしれないです!こういうわけで私は教養時代は語学ライフを謳歌していました。

つまらない授業より外国語を

これは大学に入学してからしばらくして知ったことですが、どうやら大部分の学生(言い過ぎかもですが)は教養の時にいかに楽に必要数の単位をとるかという戦略で動いているようです。いわゆる楽単というやつです。確かに単位はできるだけ簡単にそろえて、それにより捻出された時間を有意義なキャンパスライフに充てるというのは賢い選択かもしれませんが、わざわざ興味も関心もない内容の授業をとってその講義に出席したり課題を出したりする方がよっぽど苦痛に感じます。せっかくの教養の時間を無にするのも惜しいです(教養の頃は楽しかった・・・)。それよりかは週に数回あって大変でも興味・関心のある語学をやった方がよいと思えましたので第二外国語に加え第三外国語を履修しました。ネイティブの先生やその道の先生から基礎から始まり本に書いてないであろうことまで教えて頂いたき、その後の外国語の勉強に大いに役立ったので良い選択であったと思います。

グダグダになってしまいましたが、このような感じで大学入学をきっかけに第二外国語、第三外国語通して語学の世界にのめり込んでいきました。

以上です。

読んでいただきありがとうございました!

ページ内の画像引用:https://www.ghibli.jp/

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